ブックメーカーアービトラージ
ブックメーカーアービトラージとは
それでは、ブックメーカー投資でほぼ100%利益を出す方法、
ブックメーカーアービトラージについて、簡単に説明いたしますね。
たとえば、またサッカーのアルゼンチン代表対日本代表を例にしますが、
AとBの、2つのブックメーカーが、以下のようなオッズを提供しているとします。
ブックメーカーA: アルゼンチンの勝ち 1.50倍 | 日本の勝ち 3.4倍
ブックメーカーB: アルゼンチンの勝ち 1.25倍 | 日本の勝ち 4.2倍
これで、
ブックメーカーAでアルゼンチンが勝つ方に100ドル
ブックメーカーBで日本が勝つ方に35.7ドル
を同時に賭けるとします。
(賭け金額は計135.7ドル)
すると、(ここがミソです!!)
アルゼンチンが勝てば、ブックメーカーAから150ドルが入ります。(100×1.5)
日本が勝てば、ブックメーカーBから、やはり150ドルが入ります。(35.7×4.2)
どちらが勝っても、150-135.7=14.3ドル儲かるのです。
引き分けた場合は、AもBも引き分けが無いオッズですので、
賭け金が払い戻されます。
これがブックメーカーアービトラージの基本であり、
「両建て」(2way)と言います。
それに対して「三建て」(3way)と言われる賭け方は、
例えば、
ブックメーカーC: アルゼンチン 1.50倍 | 日本の勝ち 3.4倍 | 引き分け 5.0倍
ブックメーカーD: アルゼンチン 1.25倍 | 日本の勝ち 4.2倍 | 引き分け 4.5倍
ブックメーカーE: アルゼンチン 2.10倍 | 日本の勝ち 2.8倍 | 引き分け 3.5倍
という配当だったとします。
このような場合に、
ブックメーカーCでは、引き分けに50ドル
ブックメーカーDでは、日本に60ドル
ブックメーカーEでは、アルゼンチンに120ドル
それぞれベットするとします。
賭け金は、計230ドルです。
すると、
アルゼンチンが勝った場合、ブックメーカーEでの配当が252ドル(120×2.1)で、
252-230=22ドルの利益となります。
日本が勝った場合、ブックメーカーDでの配当がやはり252ドル(60×4.2)で、
22ドルの利益となります。
引き分けだった場合は、ブックメーカーCでの配当が250ドル(50×5)で、
250-230=20ドルの利益となります。
このように、「三建て」は、「勝ち」「負け」「引き分け」のいずれにおいても
利益を出すことが出来る賭け方です。
この2つの賭け方を合わせながら行っていくことで、利益を最大化することが
出来るのがブックメーカーアービトラージです。
という感じです。では、このような利益を出せる状態を見つけ出すには!?
それは次回ということで。。。。
次回で最終回です。
関連ページ
- アービトラージの歴史
- WilliamHill[ウィリアムヒル]とは。。英国にはスポーツをはじめ、世の中の出来事を対象とする合法的な賭けがあり、その賭けを運営している会社をブックメーカーと呼びます。ここでは「アービトラージの歴史」について簡単に解説致します。
- アービトラージの事例
- WilliamHill[ウィリアムヒル]とは。。英国にはスポーツをはじめ、世の中の出来事を対象とする合法的な賭けがあり、その賭けを運営している会社をブックメーカーと呼びます。ここでは「アービトラージの事例」について簡単に解説致します。
- アービトラージの利回り
- WilliamHill[ウィリアムヒル]とは。。英国にはスポーツをはじめ、世の中の出来事を対象とする合法的な賭けがあり、その賭けを運営している会社をブックメーカーと呼びます。ここでは「アービトラージの利回り」について簡単に解説致します。
- アービトラージは元本保証!?
- WilliamHill[ウィリアムヒル]とは。。英国にはスポーツをはじめ、世の中の出来事を対象とする合法的な賭けがあり、その賭けを運営している会社をブックメーカーと呼びます。ここでは「アービトラージの元本保証!?」について簡単に解説致します。
- アービトラージアラートサイトとは?
- WilliamHill[ウィリアムヒル]とは。。英国にはスポーツをはじめ、世の中の出来事を対象とする合法的な賭けがあり、その賭けを運営している会社をブックメーカーと呼びます。ここでは「アービトラージアラートサイト」について簡単に解説致します。